先日ツイッターで、アンティシペーション(先行)について学ぶ機会に出逢うことができました。予測という言葉と意味は似ていますが、予測とは別の意味が付与されていると私は思っています。予測は思考、先行は行動。私は守備の戦術コンセプトとして扱っています。
アンティシペーションは相手攻撃者の前でパスラインを潰すような守備アクション— Yuki Muramatsu (@yuki_muramatsu_) 2018年10月5日
インターセプトは相手の前に出なくても、パスを奪う守備アクション
と捉えていたけど、どうでしょうか。 https://t.co/reVN5W8S2E
アンティシパシオンに関しては、自分で意味を付与しすぎているかもしれませんが、ボールに触らなくてもアンティシパシオンに当たりませんか?パスラインを潰すこと、接触マークすること、スペースをとることなどの個人戦術を総合したもののイメージですが、どうでしょう https://t.co/GFY0UCNJ21— Yuki Muramatsu (@yuki_muramatsu_) 2018年10月6日
— Yuki Muramatsu (@yuki_muramatsu_) 2018年10月6日
トカールは文中にないので、質問させてもらいました。今までの自分の概念にもなかったので。考える良いきっかけとさせてもらっています— Yuki Muramatsu (@yuki_muramatsu_) 2018年10月6日
対象がトラジェクトリアでありボールではないので、もしくはボールに触るか触らないかは問題でないと思っています。もしボールに触ればインターセプト、アンティシペーションを通じたインターセプトという考えです。同じことの繰り返しですみません苦笑— Yuki Muramatsu (@yuki_muramatsu_) 2018年10月6日
スペイン人に聞いてみます…— 栗本悠人/Yuto Kurimoto (@kuuuuuurin1990) 2018年10月6日
私はアンティシペーションを、スペインで学んだものから一段階の具体化をしていたことを思い出しました。私にとっては2人の戦術として捉えており、主に数的同数の状況でパスラインを封鎖することとしています。数的優位な状況では、もっと生まれる可能性はあるでしょう。数的不利ではあまりないかもしれませんが、可能性としてはあるでしょう。
パスラインを消してプレスから抜け出せないようにする。そのためにはボールを持っている選手に対して圧力がかかっていること。そして、自分の背中を狙ったパスに対しては素早く撤退を行うことも重要です。集中している状態でなければ、ボールを持っている相手選手や自分がマークをしている相手選手の位置に留意することができず意図を読めません。
上記の画像でアンティシペーションを行なっている選手は、私にとっては緑5番と緑2番に当たります。しかし、一般的な概念では緑3も含まれていると思います。
スペインでは学んだ定義は「守備者が仲間や相手が実現しようとしている行為を先んじて実現すること」でした。予測して、仲間や相手の意図よりも先に行動することです。
この概念からいくと、自分のマークする相手攻撃者への警戒を少し弱めてフロートしている緑3もアンティシペーションしている選手となります。(ただし、この画像におけるボール保持者への守備ではターンされる可能性があるため、本来ここまでのフロートをすることはできないでしょう)
スペインは個人戦術が細かくて良い!特に育成年代はアンティシパシオンとインターセプシオンを教えた方が良いと思う。相手の前で止まる選手が多いので! https://t.co/JpKisccLhG— kei sakamoto (@ideailista) 2018年10月5日
アンティシパシオン(スペイン語)は、個人戦術に当たるだろうか。私は上記した通り、2人の戦術としてあります。これまた再考。
一般的に守備面での予測のことです。相手がパスを受けるのに先んじて位置変更したり、それを妨げる動きをすること。adelantarseを「前に行って」と訳したかもですがDFライン裏にボールが出るのを予測して下がるのもそれなので方向は関係なしです。https://t.co/Ap846RlfIUhttps://t.co/8nafo3FUVD https://t.co/vA2zGSM285— tetsuhiro horie (@tetsuhorie) 2018年10月6日
攻撃面でもアンティシパシオンと言う監督に出会った事もあります。これまた再考。
皆さんに意見をいただき、素晴らしい機会でした。